ホーム柵設置について交通局と話し合い

本日、交通局とホーム柵設置に関する話し合いを行いました。
京都市営地下鉄では14年から烏丸御池駅可動式ホーム柵が設置され、15年には京都駅と四条駅にもつく予定になっており、私たちはその際のバリアフリー化と当事者参加を求めて来ました。
今回、議員の方にも協力いただいて、交通局と話し合いの場を持つことが出来ました。
参加者はJCILメンバーと京都頚損連、スリーピースの方々、そのほか、市会議員の小林あきろうさん、鈴木まさほさん、くらた共子さん、大道よしともさんにも同席していただきました。

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あいさつのあと、要望書を読み上げて提出。
内容は、ホームのかさ上げと隙間の解消、きっちりとした情報開示と当事者参加の場の設置、ほかにも本格稼動前の試用期間を設けることや、3つの駅以外にも柵を付けてほしいというものです。

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要望書を交通局職員に渡しているの図。交通局からは三名の方が対応しました。

資料説明の後、交通局から現状について話をしてもらいました。
国からの補助金が出るめどがついたこと、今年に設計を始めて順次工事を進めていくとのことです。
要望書についてもその場で簡単な回答がありました。
くし形ゴムについては、国の規制で設置不可だったのが、最近緩和されてきているので検討をしたいとのことでしたが、かさ上げについては車両の構造やかさ上げによる傾斜が転倒につながる、車両がホームより低くなる可能性がある、などの理由を挙げて消極的な姿勢でした。
情報開示に関しては進めていく、当事者参加も同様にやっていくという回答(あまり突っ込めませんでしたが)。全ての駅に設置は予算が厳しい、というものでした。

その後、当事者による発言が続きました。
実際にホーム落ちた体験や署名活動での市民の反応、当事者参加が絶対必要であることなどを訴えました。
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署名を見せてアピール。10年11月に5000筆を提出して以来、現在まで2300筆が集まっています。

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こちらの要望を伝えられましたが、予定していた時間が1時間と短く、交通局とあまり突っ込んだやり取りが出来ませんでした。
次回はもう少し時間を取って、より内容のあるものにしたいですね。