このセンターは、全米の自立生活センターの中で二番目に古いセンターらしいです。
いろいろ聞こうと思ったのだけど、残念なことに、30分しか話が聞けなかったです。
でも、4名のスタッフの方が、応対してくださいました。
最初は、わりと通りいっぺんの自立生活センターについての説明でした。
サービス内容として、
自立生活を支えるための、様々な障害種別に対する補助具の開発や紹介、
それから、
パーソナルアシスタント(介助者)の紹介、調整について、説明がありました。
全障害種別に対応してる、といっていましたが、リージョナル・センターの対象となる障害種別の方々には、対応してないとのことです。
また、精神保健関係のサービスはやっていると言ってました。
その後、センター内を案内していただきました。
センターを歩いていて思ったのですが、日本のCILでいうような、当事者の姿が見えない!
車いすの方は一人だけおられたのですが、後はみな、足で歩いていて、健常者ばかりなのかな?
と思いました。
なので、スタッフに障害のある方はどのくらいおられるのか、と尋ねたら、なんと8割だ、と。
対応していただいた方の一人は、お伺いしたところ、軽度の多発性硬化症らしいです。
また、その後、通訳の斎藤明子さんから教えていただいたのですが、カリフォルニアのCILは、精神障害の方が多くを占めているそうです。
ともかく、一目で障害があるとわかるような方はあまりおられませんでした。
少し、日本で想像されるCILとは様相が変わってるのかもしれません。
センター内には、会計、雇用紹介、パーソナルアシスタンスといった部門ごとのブースにわかれた小部屋がたくさんありました。
もうちょっと時間がほしかったな、いろいろ聞きたかったなとの思いを残しつつ、WCILをあとにしました。
残った質問は、明日バークレーでいろいろ聞けたら。明日はバークレーCILに4時間くらいは滞在します。