ホーム柵について交通局と話し合い

 728日、京都市交通局地下鉄烏丸線に新設されるホーム柵のことを中心に話し合いをしましたので、報告させていただきます。

場所は交通局庁舎内の会議室
JCILメンバーは8名が参加。
技術監理課と運輸課の職員3名が対応してくれました。

2時間、わりあいざっくばらんに話ができました。



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ホーム柵については、今年11月に四条駅、来年1月に京都駅につく。
柵は烏丸御池と同様のものを設置し、自動停止装置は付けずに運行する。
3年前から要望していたかさ上げは今回も難しいとの回答(複数の車両が運行している問題)でしたが、隙間の解消はくし形ゴムを京都駅のカーブ部分で導入するようです。

・ロープ式ホーム柵は考えていない。
車いすスペースが少ない問題
烏丸線の車両は2両目にしかない。現在の車両の座席を取り外すことは、通っている配線などの関係で不可。新規導入の際にはすべての車両に付ける。
・当事者の意見を聞く機会はあまりなく、今回のような場は大事。交通局では年間5回の研修を行っていて、今回出された意見を伝えるようにしたい。
無人改札のカメラ(手帳をかざす)の精度について、改良したい。


・京都駅の改札からホームに行くエレベータの新設

20人乗りの大きなものを導入予定
  車いすトイレも新しく設置
・四条駅の階段昇降機
少し当たっただけで止まったり、大きい車いすは見た目で乗車できないと判断したりするので、改善してほしい。→調査する
・乗務員の接遇についていろいろと要望しました
  乗車位置が先頭か最後尾に指定される問題
  介助者と話をする問題
  車いす使用者を「台」として数える問題
   など
 烏丸線すべての駅にホーム柵の設置を求めましたが、それには100億円ほどかかり、4000億円ある借金などを理由に難しいとのことでした。
 
ハード面はこちらの要望が通ることは難しいそうですが、ソフト面は改善する姿勢が見られました。これからもこうした場を設けていきたいです