11 月7日、いのちのとりで裁判 全国アクション記念設立集会に行ってきました。
基調報告は大阪の弁護士、小久保哲郎さんが担当しました。
小久保さんは、引き下げの根拠となっている「物価の下落」がまやかしであること、最初から削減の枠が決められており、審議会では結論ありきで議論が進められたこと、更なる引き下げがもくろまれていることを簡潔に報告してくれました。
27都道府県900名の原告が声をあげています。
今回の集会でも埼玉や青森などの原告、支援者が登壇しました。
病気やDVに苦しみ生活保護を利用していることなど、切実な話が続き、青森の支援者からは魅力的なイベントを開いて運動を盛り上げている話がありました。
国会議員からもあいさつがありました。
後半はミニシンポジウムです。
もやいの稲葉剛、やどかりの里の佐藤晃一、エキタスの藤川里恵さん、介護者のネットワークを作っている藤原るかさん、が発言者でした。
それぞれの地域、職場で貧困問題に取り組む方々の話を聞くことができました。
生活保護は様々な問題につながっています。
色んな運動とつながって生活保護の改悪に反対していくことが大事だと感じることができた集会でした。