京都府条例の相談窓口に行きました



京都府あ障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例」があ4月から是面施行されました。日々の生活を送る中で、「これはおかしい、差別では❔」と思うような出来事が」あり、広域相談窓口に行きました。以下は7月23日~9月28日までの経過です。

タイトル:「京都府条例に相談しました」(2015年7月23日)

三条河川敷の入口がどのようになっているか、京都市内の公園の入口がどのようになっているか、ご存じでしょうか。柵が立っています。
自転車やバイクなどが乗り入れできないようにしている柵です。
この柵のせいで、車いすの人やベビーカーなどが入れないようになっています。
国土交通省では、○○という基準があります。京都府でも、○○と基準を作っています。
しかし、これでは入ることができませんと、わたしたちは京都府土木事務所に数年前からお願いしてきました。
○月○日、京都内外から人が集まるイベントがありました。
円山公園から三条大橋までの行進の後で、三条河川敷で交流の場をもちました。
ここでも、車いすの人だけが、三条河川敷に入ることができませんでした。
被災地福島をはじめ、各地から来られた車いすの人たちが、柵を前にして立ち尽くす姿がありました。
三条河川敷の入口だけではありません。
公園の出入り口にも柵が新設され、中に車いすトイレがあるにもかかわらず入ることができません。
また、民間の銀行や駅前に柵ができて入ることができなくなったところもありました。
そこで、鴨川河川敷や公園の入口にある柵の改善のために、京都府条例相談に行くことにしました。
京都府健康福祉部障害者支援課広域専門相談員の方に、相談しました。
相談員は、管轄部署を調べて、調整をしてくださることになりました。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年7月23日)

・阪急桂駅、公園、梅小路公園は、京都市都市計画局歩く町京都推進課が担当であることがわかりました。
京都銀行桂支店は、京都銀行が対応を考えてくれることになりました。
タイトル:「相談員からのお返事」(2015年7月24日)
京都市公園は、京都市建設局みどり政策推進課が担当であることがわかりました。
タイトル:「相談員からのお返事」(2015年7月27日)
・阪急桂駅は、阪急電鉄運輸部から7月27日に℡あり、放置自転車防止ゲート設置を阪急電鉄が行ったとお知らせがありました。2015年3月に放置自転車などが点字ブロックの上に置かれたり、歩行者の妨害になっていたので、設置業者の紹介で車いす用ゲートを設置しました。桂駅以外にも同様のゲートを設置したので、対応を協議します。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年8月6日)

阪急電鉄担当者が来庁されました。P型ゲート設置は2015年3月。設置後、放置自転車はほとんどなくなりました。目の不自由な方や車いす利用者、お年寄りからの苦情はなくなりました。
・当面は、桂駅東口大阪側にある大型荷物用の鉄扉(未施錠)を利用してほしいです。
・2015年6月末に京都市と月2回の放置自転車撤去を行うという協定を結びました。
・放置自転車対策が定着したら、状況を見て、P型ゲートの上部を外して90センチ幅の通路を確保したいです。
阪急電鉄都市交通事業部運輸部課長補佐石井さんに直接連絡してください。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年8月19日)

京都銀行本店より連絡ありました。返球桂駅京都銀行ATM前の対応策について、柵の幅を70センチから90センチに広げます。自転車乗り入れを防ぐために、点字ブロックの色を新しく塗り替えます。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年9月3日)

・建設指導課からの回答がありました。土木事務所は整備マニュアルにそって整備しているという回答がありました。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年9月9日)

三条大橋付近鴨川河川敷は、都市公園として京都府が管理しています。平成24年福祉のまちづくり条例に基づき「府の建設に関する都市公園移動等円滑化基準」「移動等円滑化のために必要な特定公園施設の施設に関する基準を定める省令」(国土交通省令)に準じた内容になっています。形式的には基準を満たしています。三条大橋の柵は放置自転車やバイク対応として設置しました。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年9月28日)

・9月18日に現地調査の上、京都土木事務所と協議しました。
・三条河川付近は、放置自転車やバイクの予防のため、撤去は難しいです。イベントで利用される場合は土木事務所で事前に平日に借りてください。
出町柳付近は、加茂大橋東詰め南250メートル付近に自転車も入るスロープがありますので、そこを使って下さい。鴨川右岸は、出町橋西詰の北側・南側に幅90センチ以上確保されたストレートの通路があり、利用可能でした。出町柳合流地点の三角地帯には、電動車いすで利用できるスロープは現在なく、改善を今後検討したいということです。
・現在、京都土木事務所では、三条大橋上流から五条大橋間にかけて、長期公園整備計画を策定して、鴨川公園の整備をすすめているところです。府の障害者条例や差別解消法の趣旨は理解して、今後電動車いすの方にも最大限配慮した設計をしていく、という回答でした。

タイトル:「相談員からのお返事」(2015年9月28日)

三条大橋付近河川敷に下りるために、御池大橋西詰南側を候補の一つとして考えています。ステンレスポールを一本切断して、電動車いすが通行できるか現地視察をお願いします。