京都市交通局には、ホーム柵設置に伴うかさ上げと隙間の解消を求めていて、その絶好のモデルケースとして紹介されたのがここです。
JCILメンバーの他に、いつもお世話になっている大阪の山名さん、滋賀の頼尊さんにも来てもらいました。
大阪モノレール門真市駅からスタートです。
ここは固定式ホーム柵を設置し、その後に写真のようにかさ上げと隙間の解消の工事をしました。
実物を見て驚いたのは、その簡素というか簡便な作り!
山名さんが担当者に聞いた話では、費用は初期は20万円、量産してからは10万とのこと。
山名さんはもっと安くできると言っていましたが、私も20万は高いと感じました。
こんな感じで、全ての乗降口がかさ上げがされています。
隙間解消の素材はなんと木ではなく、プラスチック発泡体だそうです。これも安く上がりそうです
側面から見たらこんな感じになってます。先端部分がプラスチックです。
乗り降りはもちろん、介助なし渡し板なしです。
車両内部から接合部分を接写!段差の少なさがお分かりいただけるでしょうか
隙間はこんな感じです。
測ったら3センチでした。
モノレールは90年に開業し、2001年に一部で試験的にかさ上げが始まり、好評だったため04年から全ての駅にかさ上げ工事を実施しています。
途中からのバリアフリー化という点でも非常に参考になりそうです。
写真の容量の関係で2回に分けて報告します。