三陸鉄道社長さんを訪ねて

5月28日午後1時半、被災地障がい者センター宮古の職員の方(黒柳さん、伊藤さん)と日本自立生活センターの3人(矢吹、下林、黒田)は、三陸鉄道宮古駅に望月社長さんをお訪ねしました。
社長さんからは、早速に、北リアス線の復興状況とバリアフリー化への予定について説明がありました。

復興予算や国からの支援など、極めて厳しい財政事情の中でも、北リアス線南リアス線の合わせて26駅中で10駅の改善が行われ、中でも北リアスの小本駅にはエレベータが設置されることや3駅のスロープ化、簡易バリアフリー化を含めて5駅の改善。
車両16両のうちバリアフリー対応車両を3両を新たに導入し、従来の車両と合わせて10両がバリアフリー化するとの見通しとのご説明を受けました。


予想以上の改善策に、被災地障害者センターみやこの方々地元の方は、大感激。
私たちは、2014年(平成26年)4月に前面復興する予定を機会に、全国からの障がい当事者を含めた観光ツアーの受け入れについて、様々にご相談いたしました。
昨日は、岩手県社協の復興支援のための出先の方ともお話をし、三陸鉄道を勝手に応援する会との懇談においても、障がい当事者の方からの提案を歓迎するとの力強い激励を頂き、具体的なツアーへの思いと、バリアフリー化への応援を会員の方へ呼びかける場を作るとのお話がありました。




今日は、地元の方からご紹介をいただいた宮古観光協会の方とお会いする予定で、海の幸を中心とした夜の美味しい食事と、最後の行動予定日を前にセンターの皆さんとの楽しいお話も最後。
京都へ戻る明後日まで、充実した日を送っていまーす。
                                              (矢・記)