エド・ロバーツ・キャンパス内の見学を一通りおえ、最後に、
Through the looking glass
という団体の方々と面談をしました。
ここは、先方から、日本のみなさんとお会いしたいという申し入れがあり、会うことになりました。
この団体、どういう団体かというと、
障害と家族の問題を扱い、
主として、障害をもつ親が子育てするのを支援する団体です。
全米でも、おそらくここにしかない団体です。
できたのはとても古く82年にバークレーCILから分かれて成立したとのことです。
世界的につながりを広げたいとのことで、今日の面談にいたりました。
代表のミーガンさんらと、お話をしました。右端の女性。
障害をもつ親が子育てするというのは、おそらく現在でも本当に孤独で冒険的な経験なのだと思います。
必要なサポートもなかなかえにくい状況だと思います。
古くから、ここの団体は、そうしたニーズに応え、よりそいながら、専門家の視点も踏まえつつ、ハードとソフトの両面わたりに支援を行ってきたようです。
日本にはこうした団体はなく、これまでは、主として個人とみじかな人たちの力で乗り越えてきたと思います。
先方は、日本の団体ともつながりをつくっていきたいということを所望されていました。
日本人のスタッフの方もおられました。こちらの大学で教えておられる方でした。
今回の研修グループのメンバーはまだ若く十分な経験がないので、十分なお話しができなかったかもしれません。
この話を日本に帰って、関係者に伝える、ということは、約束しました。
最後に、身体障害のある方が子育てするのをアシストする補助具をいくつか見せてもらいました。