地下鉄烏丸線ホーム柵署名提出

7月21日、これまで市民の皆さんから集めた地下鉄烏丸線全駅へのホーム柵設置を求める署名を京都市交通局に提出に行きました。

昨年12月に京都市が2028年度までの全駅設置方針を打ち出し、それを受けて私たちの運動も一区切りになります。

代表の山崎からホーム柵設置のお礼を述べた後、前回の5000筆の提出後に集めた4172筆を担当者の方にお渡ししました。

これまでご協力いただいたみなさん。本当にありがとうございました。

 

f:id:jcilhontai:20200722101512j:plain

f:id:jcilhontai:20200722101507j:plain

生活保護改悪反対!募金活動

6月6日、四条河原町高島屋前で生活保護の改悪に反対する活動への支援を呼びかけ、募金を集めました。

新型コロナウイルスの感染拡大への配慮のため、メンバーはマスク着用、ビラは手渡しではなくホルダーに入れて取ってもらう形態でおこないました。

多くの方に募金をいただきました。ご協力ありがとうございました。

7月27日には京都地裁で期日、9月27日には「生存権を求める京都デモ2020」が行われます。

 

 

f:id:jcilhontai:20200609100031j:plain

 

f:id:jcilhontai:20200609101621j:plain

f:id:jcilhontai:20200609101633j:plain

f:id:jcilhontai:20200609101641j:plain

 

f:id:jcilhontai:20200612124157j:plain

【立林己喜男さんを送る会のお礼とご報告】

6月2日(火)、無事、「葬送のミサ」に続いて「立林己喜男さんを送る会」を執り行いました。当日はコロナ禍という制限された時期にも関わらず100名以上の方に参列していただき、たくさんの人たちで立林さんを送ることができました。立林さんの人柄や交友関係の広さがしのばれました。

 

f:id:jcilhontai:20200605141256j:plain


ご参列いただいた方々、心を寄せていただいた方々、お花や弔電をいただいた方々、どうもありがとうございました。


「送る会」の中で報告された「立林さんの人生と亡くなられた経緯」及びスライドショー「立林さんの人生と活動を振り返る」(写真や動画など)のデータなどを以下のgoogledriveに保存し、閲覧できるようにしました。故人を偲ぶよすがとしていただけたらと思います。


https://drive.google.com/drive/folders/1OZdbsQem111aQMpSpT1M_d9k_UDJNEUo?usp=sharing
(※スライドショーのファイルはデータサイズが重たいため、パワーポイントが見れる環境で、ダウンロードしてからご覧ください。)

 

今後、立林さんのご遺骨は、2週間ほど京都市地域・多文化交流ネットワークサロン内の礼拝室に安置し、6月19日(金)にカトリック衣笠墓地に納骨する予定です。
また日本自立生活センター事務所にもしばらくの間ご遺影とお花で祭壇を設ける予定です。どちらにでもお参りにきていただけたらと思います。


なお、献金(香典・募金)はあわせて19万6200円いただきました。送る会の必要経費、及び立林さんの遺品整理や住居明け渡しにかかる費用などに使わせていただきます。ご協力いただき、どうもありがとうございました。


おかげさまで立林さんも心置きなく旅立つことができたと思います。


みなさまにおかれましても、末永くご健勝にお過ごしくだいますよう、心からお祈りいたしております。

 

f:id:jcilhontai:20200605140654j:plain

 

「立林己喜男さんを送る会」
呼びかけ人:矢吹文敏(日本自立生活センター代表)、前川修(希望の家所長)、大崎雅彦(ワークス共同作業所所長)、香田晴子(車いすと仲間の会代表)、小泉浩子(日本自立生活センター自立支援事業所所長)

 

連絡先
日本自立生活センター
(TEL)075-671-8484
(FAX) 075-671-8418
(E-MAIL )jcil@cream.plala.or.jp
京都市 地域・多文化交流ネットワークサロン
( TEL ) 075-671-0108
( FAX ) 075-691-7471
( E-MAIL ) info@kyotonetworksalon.jp

【訃報及び告別式のお知らせ】

突然のことですが、JCILで一緒に活動してこられた立林己喜男さんが、5月27日早朝にお亡くなりになりました。
享年62歳。死因は心不全でした。

 

f:id:jcilhontai:20200530103323j:plain


2012年に障害者施設を出て京都市南区で自立生活をはじめ、地域で多くの交友関係を築いてこられました。バリアフリー生活保護の運動にも取り組んでこられました。

カトリック教会の信者でもあり、昨年はローマ教皇とお会いできたことをとても喜んでおられました。


数日前から少し体調を崩しておられたのですが、今回の逝去は私たちにとってもあまりに突然のことでした。


大変残念なことですが、辛いときも「笑顔でいこうよ!」とよくみんなを励ましてくれました。


みんなで立林さんを偲び、送り出すために、以下の通り、「立林己喜男さんを送る会」を開きたいと思います。


なお、ご遺体は、5月30日11時に親族含め少数の関係者の立会いのもとで火葬されます。その後、遺骨をお預かりし、以下の通り「送る会」を執り行います。


【立林己喜男さんを送る会】
日時:6月2日(火)15:00-16:30
※時節柄、以下の点、ご了承ください。
・受付は14:45ごろよりはじめます。長時間の滞在を避けるため待つ場所を用意しておりません。
・同日13:30-14:30、葬送のミサも行われます。ミサについては、カトリック信者限定、20人までの人数制限というかたちをとります。ミサへの参列はご遠慮ください。
場所:京都市 地域・多文化交流ネットワークサロン
住所:京都市南区東九条東岩本町31
アクセス:http://www.kyotonetworksalon.jp/access/access.html

感染症対策:マスク着用、こまめな手洗い、手指消毒にご協力ください。会場は、通気をよくし、人と人との距離がとれるよう設営に配慮しますが、多人数の密集とならないように、各団体におかれては人数調整にご協力いただけたら幸いです。発熱のある方や体調不良の方はご遠慮ください。

連絡先:
日本自立生活センター
(TEL)075-671-8484
(FAX) 075-671-8418
京都市 地域・多文化交流ネットワークサロン
( TEL ) 075-671-0108
( FAX ) 075-691-7471


呼びかけ人:矢吹文敏(日本自立生活センター代表)、前川修(希望の家所長)、大崎雅彦(ワークス共同作業所所長)、香田晴子(車いすと仲間の会代表)、小泉浩子(日本自立生活センター自立支援事業所所長)

介助者募集中です!!

久しぶりのブログ投稿となってしまいました。

 

ここ1、2ヶ月の間に今までの当たり前がすっかり当たり前ではなくなってしまいましたね...。学校に行っちゃだめ、仕事に行っちゃだめ、外食したらだめ、人に近づいてはだめ、、、緊急事態宣言も最近ほぼほぼ解除されたとはいえ、今までの日常が失われて、気持ちが滅入ってしまっている人も多いのではないでしょうか...。

 

f:id:jcilhontai:20200524172222j:plain

閑散とする京都

 

そんな状況の中でも、日々懸命に働いてくだされている医療従事者の人達にスポットライトを当てて応援しようというキャンペーンが流行っていますね。医療の最前線でコロナ対応に当たっておられる方々には本当に頭が下がります。

 

一方で、医療従事者と同じくらい、この非常事態の中で最前線で働いている人たちがいます。地域での障害者の暮らしを支える介助者(ヘルパー)の人たちです。

 

私を含め、介助を使いながら地域で暮らしている障害者にとって、介助者の存在は命綱と言っても過言ではありません。こんな史上稀に見る非常事態の中でも、毎日毎日欠かすことなく介助に来てくれるからこそ、私たち障害者の生活が成り立っているのです。

 

病院や施設ではなく、地域でみんなと一緒に暮らし続けることができるのです。

 

それくらい重要な仕事である「介助」ですが、実は慢性的な人手不足に陥っています。介助者不足が深刻になればなるほど、障害者の地域での生活がもろく危ういものになってしまいます。どんなに重度な障害があっても地域で暮らす、自分らしく暮らす、みんなと一緒に暮らすためには、介助者のみなさんの支えが不可欠なのです。

 

日本自立生活センター(JCIL)では、私たちの生活を支えてくれる介助者を大募集中です!!

 

介助派遣先は主に京都市内。年齢や性別・経験の有無は問いません(現在は男性の方が不足しているので、男性を優先的に歓迎です)。実際に障害当事者の人とコミュニケーションをとりながら、介助について学び、暮らしに寄り添って地域生活を支えてくださる方を募集しています。

 

介助というお仕事、例えば↓↓↓こんな感じです♪

f:id:jcilhontai:20200524170103j:plain

買い物の様子:当事者の指示を聞いて商品を取っているところ

f:id:jcilhontai:20200524170509j:plain

駅の券売機で切符を買う様子

f:id:jcilhontai:20200524170641j:plain

電話を耳元にあてて支えている


写真は介助のほんの一例です。

仕事内容や給与など、詳しくは 日本自立生活センター自立支援事業所の募集要項 をご覧ください。

 

みなさまのご応募お待ちしております!!!

新型コロナウイルス感染対策

連日ニュースで報道されているように、新型コロナウイルスが世界的に流行し、日本でも急速に感染が拡大しています。

薬やワクチンがまだ開発されていないだけに、「もしも自分が感染してしまったら...」と恐怖を感じている方もたくさんおられるのではないでしょうか。

 

厚生労働省からのお知らせによると、新型コロナウイルスの集団感染を予防するためには、「3つの密」を避ける行動をとることが重要なようです。つまり、、、

 

1. 換気の悪い「密閉空間」を避ける。 

2. 多くの人が集まる「密集場所」を避ける。

3.  間近で会話や発声をする「密接場面」を避ける。

(出典の厚労省ホームページはこちら) 

 

f:id:jcilhontai:20200402144409p:plain

出典:首相官邸 HP より

 

これを受けて JCIL の事務所でも、こまめに換気をしたり、手洗い・手指消毒を実践したり、お互いに距離をあけて対面にならないように着席したりといった対策をとっています。

またいつもは事務所でメンバーが集まって行なっているミーティングをSkype などで対応することも検討しています。

 

f:id:jcilhontai:20200402144607j:plain

先日のミーティング風景

 

いつになったら終息するのか全く先が見えませんが、みんなでお互いに気をつけましょう !

3月23日 前原誠司議員との意見交換

2018年の改正に続き、今年の通常国会でもバリアフリー法の一部を改正する議論がなされています。ということで、3月23日に京都選出の衆議院議員 前原議員にお会いし、改正に盛り込んでほしい要望を伝えてきました!

 

と、その前に、要望するにあたって、まずは何がどんなふうに変わるのかを私たちも確認しておかなければ、、、

 

ということで、18日にみんなで本体に集まってミーティングをした上で、

 

f:id:jcilhontai:20200324193500j:plain

JCIL事務所にてミーティング

 

前原さんとの意見交換会に臨みました!

 

f:id:jcilhontai:20200324193922j:plain

前原議員との意見交換の様子

 

今回の改正案では、ハード面のバリアフリー対策よりもソフト面の対策を強化することに重点が置かれているようです。(改正案の概要はこちら

 

確かに、ハード面とソフト面の対策を一体的に進めていくことはとても大切。ハードだけでもダメだし、ソフトだけでもダメ。


だけども、今回の改正概要を読んでみると「ハード面の整備を進めることが大変だから、それをソフト面で埋め合わせよう」と言っているようにも聞こえます。

 

最近「心のバリアフリー」という言葉がよく耳にされるようになりましたが、人々の「思いやり」や「配慮」でもって障害者の移動を保証するのは、なんとも、不確かで心もとない。。

 

そうではなくて、バリアフリーが障害者の移動を保証する「権利」として位置づけられて、誰かが思いやってくれなくても当たり前にどこでも行ける。

 

そんな社会の実現のために、今回の改正が少しでも良いものになることを願います!!