全国アクセスマニア集会in京都 に参加しました

本日7月20日、今回で12階目になる全国アクセスマニア集会が行われました。
交通問題への取り組みでいつもお世話になっている山名さんや頼尊さん、今福さんたちが毎年行っている集会で、今回は京都での開催ということもあり、JCILからも多くのメンバーが参加しました。

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冒頭でJCIL作成の「この道を行く」を見た後に、山名さんから報告がありました。
台北バリアフリーについての報告でしたが、かなり先進的なことが行われているなと感じました。
駅での段差・隙間の解消や分かりやすいサイン、車輛内の車いすスペースの広さなどなど、写真を使いながら分かりやすく説明してくれました。
台北では交通局は世代交代が進み、若手が主力になっています。
その人達が欧州のバリアフリーの考えを積極的に取り入れ、
日本のように交通局がバス、地下鉄を運行することは無く、民間の事業者への指導や街全体のバリアフリー化を推進する役割を果たしているようです。

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つづいてアシトド松井さんの報告がありました。
電動車いすで全国をめぐっている松井さんは、京都を中心に寺社や駅ホーム、観光スポットなどに行った時の苦労話を面白おかしく話してもらいました。 

頼尊さんは地方の交通アクセス問題を中心に発表してくれました。
滋賀でも駅の業務委託は進み、JR,西の子会社や地域の福祉団体、民間企業などが駅を管理しています。
JR本体が管理する駅があまり無いことがわかりました。
こうしたことが、駅ごとのバラバラの対応となり、車いす使用者などの移動制約者が利用しにくくなることになります。


とりは今福さん。
日本のバリアフリーがいかに障害者の意見を聞かずにデタラメに行われているかを具体例を挙げて報告され、おかしいことがあればどんどん意見を言っていくことが大事だとを熱弁。
もっと頑張って活動しようと、会場の皆さんがそう感じる内容でした。
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