マイケル・ラーニング・プレース訪問

2日目の最後は、
ロサンゼルス空港からさほど遠くない、マイケル・ラーニング・プレースを訪問しました。

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屋外も屋内も、すてきなアートでいろどられています。

ここは、主に知的障害をもった子どもと大人を対象に、放課後プログラム(学童の時間)や、高校の後に社会で生きていくために必要な力を身につけるプログラムを提供する場所です。

入り口に入ると、
“encouraging independence and building self-esteem”
とあります。
「自立を奨励し、自己評価を構築する」
とでも訳すのかな。
やはりここでも、自立がキーワードです。

ここでは、学齢期の子供向けのプログラムと、学校後の大人向けのプログラムの二つが提供されています。

単なる楽しみのプログラムではなく、地域社会で生きていく力を身につけるために、プログラムが組まれています。

案内してくれたエドさんは、日本のこともけっこう好きな方で、フレンドリーに応対してくれました。
最初に30分ほど、座ってお話ししたのですが、写真を撮り忘れた(>_<)

その後、建物の中を案内していただきました。

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キッチン、洗濯、音楽、アート、いろんな活動のためのお部屋があります。

その中でも興味深かったのは、
この寝室↓

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この寝室はなんのためにあるでしょう?
疲れた人が寝るため?
暴れる人が静かになるため?

いやいや、ベットメイキングの練習をするためのお部屋なんです!

ほんとにしんどい人が横になることもあるそうですが、基本は日常生活をするのに必要なベットメイキングの練習です。

そんなコンセプトで、いろんな部屋がつくられています。

アートや音楽のお部屋も、とっても充実しています。

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この日は、ステージのある大部屋で、ちょうどみんなはおやつをたべていました。

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全体的な印象として、みなさん、かなり自由に楽しそうにじかんをすごしていました。

むりやりここにこされてるーという感じではなかったです。

生活訓練的なプログラムについて、みんなしんどくならないのですか?と聞いたら、みんなで仲間と一緒にやってるから、その楽しさがある、来なくなる人、来れなくなる人はいないよ、とのことでした。

他にも、いろいろ紹介もしたいですが、とりあえずこの辺りで。

最後に、このマイケルラーニングプレースのロゴマークのようになっている、お家の絵の前で、記念写真を撮りました。

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