1月9日、福島県田村市の鈴木絹江さんミニトーク会報告

1月9日(月)、JCIL本体事務所に福島のNPO法人「ケアステーションゆうとぴあ」の理事長、鈴木絹江さんを
お招きしてミニトーク会を行いました。
30人以上の参加者で事務所は一杯。熱気に包まれました。
原発事故後の避難生活の話、土地に根ざした福島の人々への思い、原発の危険性を隠蔽し続けてきた
政府や電力会社への怒り・・・。
原発事故の被害者である鈴木さんの約3時間のお話は、原発と人類(他の動植物も)が共存できないものであることを再認識させるものでした。
鈴木さんは田村市で農業を始める計画があったのですが、
事故によってその計画を放棄せざるを得ない状況に追い込まれました。
鈴木さんは、そのことを「暗闇の中で刃物で切りつけられたよう」と表現されました。
農業は土地が資本です。長年土耕し、肥料をまきながら農作物を生産してきた福島の農家の方々は、
原発によって全てを奪われたのです。原発の罪深さはとてつもなく大きいのです。
最後に質疑応答が少しあって、ミニトーク会は終了しました。
参加していただいた方々、ありがとうございました。
3月3日には、再び鈴木さんが京都に来られ、シンポジウムの基調講演を行います。
今回参加できなかった方、是非来て下さい。よろしくお願いします。
 
 
 
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